「ありがとう、ありがとう」大東文化大が9年ぶりシード権をつかみ選手は涙の抱擁 最終10区に大逆転劇
◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024年1月2日往路・3日復路)
第100回を迎えた箱根駅伝。総合10位の大東文化大は、9年ぶりのシード権を獲得しました。
往路8位の大東文化大は、復路の6区を16チームと一斉スタート。2年連続6区を託された佐竹勇樹選手は、区間4位の走り。7区小田恭平選手も区間6位の走りで、総合7位まで順位を押し上げます。
しかし、8区のピーター・ワンジル選手が区間23位と大失速。10位東海大と9秒差の11位に転落します。
それでも、9区大谷章紘選手が粘りの走りで、東海大との差を4秒差まで縮めると、アンカー佐々木真人選手もシード権獲得への思いをぶつけるように力走。
東海大との差を1分10秒にまで広げて大逆転で10位に入り、見事9年ぶりのシード権を獲得しました。
ゴールテープを切った佐々木選手は、タオルを持って迎えに来た仲間と涙で抱き合い、「ありがとう、ありがとう」という声が響きました。