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【ラグビーW杯】日本代表が対戦するイングランドとアルゼンチンがいきなり激突

2023年9月9日 9:00
【ラグビーW杯】日本代表が対戦するイングランドとアルゼンチンがいきなり激突
2022年11月に対戦したイングランド代表とアルゼンチン代表(写真:ロイターアフロ)
世界の列強が4年に一度王座を争う“楕円球の祭典”、ラグビーワールドカップ2023フランス大会がついに開幕を迎えました。

開幕戦のフランスvsニュージーランド(プールA)を皮切りに各プールが続々と初戦を迎え、プールDは日本代表が決勝トーナメント進出をかけて対戦する強豪2チーム、イングランド(9月4日現在、世界ランキング8位)とアルゼンチン(同6位)がいきなり激突。日本時間10日(日)午前4時にマルセイユのスタッド・ヴェロドロームでキックオフを迎えます。

前回2019年の日本大会で準優勝し、そのリベンジと2度目の優勝を目指すイングランドですが、8月のテストマッチでウェールズ(1勝1敗)、アイルランド、フィジーに苦杯。キャプテンのSO(スタンドオフ)/CTB(センター)オーウェン・ファレル選手が出場停止処分で次の日本代表戦まで不在と、苦しいチーム状態で開幕を迎えます。

ゲームキャプテンを務めるFL(フランカー)コートニー・ロウズ選手、LO(ロック)マロ・イトジェ選手、SOジョージ・フォード選手、WTB(ウイング)ジョニー・メイ選手ら経験豊富なメンバーと、SH(スクラムハーフ)アレックス・ミッチェル選手やFB(フルバック)フレディー・スチュワード選手らこれからのイングランドを担う新しい選手たちがいかに一体となって戦えるかが鍵になりそうです。

大会4強以上を2回経験しているアルゼンチンは、前回大会で予選プール敗退と苦杯を喫しているだけに、まずはイングランドに勝って勢いに乗りたいところです。

キャプテンのHO(フッカー)フリアン・モントーヤ選手、日本の三重ホンダヒートでプレー中のFLパブロ・マテーラ選手ら、屈強なイングランドにも当たり負けない世界屈指のパワフルさを誇るFW(フォワード)がフィジカルバトルを制し、プレースキッカーのWTBエミリアノ・ボフェリ選手やSOサンティアゴ・カレーラス選手、FBファン・クルス・マリア選手などランを武器とするBK(バックス)陣が得点を重ねる、アルゼンチンらしいスタイルで白星発進を目指します。

なお、直近の対戦は昨年11月で、アルゼンチンが敵地にもかかわらず30-29で勝利を収めています。

日本代表がプールD第2戦(イングランド戦)、第4戦(アルゼンチン戦)でいかにして戦うべきか、そのヒントが随所で確認できるであろう一戦に注目です。
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