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ソフトバンク東浜巨 97球でノーヒットノーラン 「意識したくなかったんですけど」7回くらいからジワジワ

2022年5月12日 6:56
ソフトバンク東浜巨 97球でノーヒットノーラン 「意識したくなかったんですけど」7回くらいからジワジワ
ヒーローインタビューを受ける東浜巨投手(C)Softbank Hawks
◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク2-0西武(11日、PayPayドーム)

東浜巨投手が9回打者27人をノーヒットノーランに抑える見事な投球を見せました。

▽以下、東浜投手のヒーローインタビュー

――お立ち台に立ったいまの気持ちは?疲れました。

まぁ、でも、こんな気持ちのいい疲れは久しぶりです。

――ノーヒットノーランという大記録。どうですか?

いや、まさか自分ができると思ってもなかったですし、もう、はい、なんかまだ、信じられないです。

――どんな意識で試合に?

ストライク先行でどんどんいって、打線もすごい調子がいいので、いい形で攻撃につなげていこうという気持ちで、毎イニングあがってました。

――ほとんど相手にバッティングさせなかった。きょうの手応え?

そうですね、思ったよりも変化球が操れていたなと思いますし、要所要所でしっかり投げられていたかなと思いますし、まっすぐもよかったので、それがよかったのかなと思います。

――ノーヒットノーランどこから意識を?

最終回ですね、はい。

――最後はヒヤっとした?アウトの瞬間は?

自分のところに打球が飛んできたんで、とれなかったときに「あぁ、やってしまった」と思ってしまったんですが、うまいところ、アウトに処理してくれたんでホッとしました。

――97球、ダブルプレーもあって、結局打者27人で終わりましたね?

いや、あんまり意識してなかったので、本当に最終回マウンドに立つときに、これまでにないくらい緊張したので、それ以外はあんまり意識なかったです。

――観客の拍手も、大きくなっていって、異様な感じに?

7回くらいからちょっとずつ拍手が大きくなっていったので、なんとなくこう、意識したくなかったんですけど、おかげでじわじわ実感しながら投げることができました。

――ベンチでどんな言葉をかけてもらった?ベンチの人も全然声をかけてくれなくて、たぶん、めちゃくちゃ意識して流れを変えたくなかったと思うんですけど、そういうのもありがたいなと思いながら、余計に緊張しながら、初めての経験でした。

――初のノーヒットノーランですか?あぁ、2回目ですかね。

プロ入って、なかなか完封完投ももっともっとやっていきたいなと思いますし、プロ野球という世界でこういうピッチングができてよかったです。

――きょうのピッチングどうつなげていく?

まだまだ序盤なので、こっからまたアツい戦いがいっぱいあるので、そこでしっかり自分の仕事ができるように今から次の試合に向けて調整していきたいと思います。

――ファンへ一言?

きょうはルーキーの子も球場に足を運んで、実際に生観戦しているというところで、こんなピッチングができて本当にうれしく思いますし、足を運んでいたファンの皆さんの前でこういうピッチングができてほんとによかったと思います。次の試合もありますので、球場に足を運んで、応援をよろしくお願いします。

きょうはありがとうございました!