プロ野球・巨人が15日、広島から無償トレードで復帰した長野久義選手(37)の入団会見を行いました。

長野選手は2009年のドラフト1位で巨人に入団。

1年目からレギュラーとして活躍し新人王を獲得。プロ2年目には首位打者、3年目には最多安打を獲得しリーグ優勝にも貢献しました。

2018年オフに広島から巨人に移籍した丸佳浩選手の人的補償として、広島へ移籍。今シーズンは58試合に出場し、3本塁打15打点にとどまりました。

長野選手の復帰に対して原辰徳監督は「待ちに待った背番号7番。偶然でなく必然であったと思っております」と喜ぶと長野選手は「慣れ親しんだユニフォーム。また新しい気持ちでルーキーのように頑張りたい」と決意表明しました。

さらに広島での4年間を振り返って長野は「成績としては思うような成績が残せなかったのですが、素晴らしいチームメイトだったりファンの方々に会えたことが凄く自分の中の勉強になりましたし、財産になっています」とカープやファンへの感謝の思いを述べると巨人ファンに対しては「勝つことが一番のファンサービス。とにかく一生懸命プレーして、(ファンが)見ていてワクワクするなっていうプレーをしたい」と意気込みを語りました。