東京五輪銅メダリスト・中山楓奈 特別賞の松阪牛に喜び「メダル以外に(なにか)もらえると思っていなかった」
◇スケートボード日本OPEN(2日、松阪市総合運動公園スケートパーク)
東京五輪で初めて正式種目として採用されたスケートボード・ストリートで銅メダルを獲得した中山楓奈選手(16)が五輪後、初の国内大会に出場しました。
45秒間で自由に技を繰り出し、技の多様性や正確性を競う“ラン”で争われた予選。
「とても緊張した」という中山選手でしたが、自身が得意とする大技「フロントサイドKグラインド」を予選から繰り出します。
見事に成功させ、58.00の高得点で、予選1位となりました。
その後、悪天候により決勝は中止。予選の順位がそのまま最終順位となり、五輪後初の国内大会を優勝で飾りました。
「決勝のベストトリックで技を繰り出せなかったのは少し悔しかった」と決勝中止に悔しさをにじませた中山選手。
それでも本大会が行われた松阪市より特別賞の特産・松阪牛を受け取ると「メダル以外にもらえると思っていなかったのですごい驚いています」と喜びを語りました。
中山選手は今月24日に行われる国内初上陸の世界最大のアクションスポーツの祭典「X Games Chiba 2022」に出場予定です。