サッカーアジアカップは日本時間28日、29日に決勝トーナメント1回戦が2試合行われ、オーストラリアとタジキスタンが勝利し準々決勝へと駒を進めました。

インドネシアと対戦したオーストラリアは前半12分、ジャクソン・アーバイン選手が右サイドから右足を振り抜くと、ボールが相手DFの足に当たってコースが変わりゴールに。先制点はオウンゴールとして記録されました。

また前半45分、右サイドからの低いクロスにマーティン・ボイル選手が頭で合わせ追加点。また後半44分も右サイドからのクロスにジャクソン・アーバイン選手が頭で合わせると、一度はGKにはじかれますが、こぼれ球をグレイグ・グッドウィン選手がボレーで押し込み3点目を挙げます。

さらに後半アディショナルタイムにもフリーキックからハリー・サウター選手の頭でボールの軌道を変え、ダメ押しの4点目。4-0で勝利したオーストラリアは、サウジアラビア対韓国の勝者と準々決勝で対戦します。

またタジキスタン対UAEの一戦はPK戦までもつれ込みました。

タジキスタンが前半30分にマイナスのクロスをバフダト・ハノノフ選手が頭で押し込んで先制。以降、リードを奪い続けましたが、後半アディショナルタイムにUAEがフリーキックからハリファ・アルハマディ選手がヘディングでゴールを挙げ同点に。

延長戦でも決着はつかず、試合はPK戦へ。UAEの2人目、カイオ・カネド選手のシュートはGKに阻まれると、5人目まで全員成功させたタジキスタンが勝利しました。

タジキスタンはイラク対ヨルダンの勝者と準々決勝で対戦します。