ラグビー・リポビタンDツアー イタリア代表42-21日本代表(26日、イタリア・トレビゾ)

9月8日に開幕するラグビーW杯に臨む日本代表は26日、敵地でW杯前最後のテストマッチをイタリア代表と行いました。結果は42対21で敗戦。

試合後、取材に応じたジェイミーHCは敗因について「1つの理由はない。ゲームをスタートしたときはイーブンな形だった。両チームともミスをしながら、すごくタフな状況のコンディションの中、自分たちは勢いを失ってしまって、ターンオーバーしてしまって、トライを取られてしまいました。選手たちはテストマッチの中ですごくハードワークして、最後のほうの試合は良かったと思います。でも相手は質の高いチームなので、なかなかうまくいかないところはありました」と分析しました。

5トライを奪われたディフェンス面に関しては「最初のインテンシティーが足りなかったです。イタリアに前進されてしまった。ハーフタイムでそこは修正した。一貫性を持って、しっかり安定して試合をしていかないといけない。修正しなきゃいけません。自分たちがいいときはできるけど、それを常にやっていかなきゃいけない。毎回一貫性を持ってやることが重要だと思う」と悔しそうな表情。

W杯までおよそ2週間と時間があまり残されていない中、今後のプランについては「何日間か休ませてリフレッシュをしてもらいたい。府中合宿で3日間ハードな練習をして、飛行機に乗って、27時間くらい乗ってきました。週の頭はすごくスロースタートで始めたので。(イタリア合宿が)1週間しっかりまたあるので、自分たちは課題をしっかりとやって修正していきたい」とコメントしました。

「優勝」を目標に掲げる日本代表は、9月10日にチリ代表とW杯初戦を戦います。