◇プロ野球セ・リーグ　広島―阪神(5日、マツダスタジアム)

阪神のロハス・ジュニア選手が、2ランホームランを放ちました。

初回に1点を先制した阪神は4回、1アウトから5番・糸原健斗選手がフォアボールを選びます。2アウト1塁となって、打席には7番のロハス・ジュニア選手。この日、コロナ陽性のため抹消となった大山悠輔選手の代替選手として登録されていました。

対するは広島の先発・大瀬良大地投手。高めの2球のボールの後、3球目はファウルに。そして4球目、内角低めのカットボールを捉えます。

バットを離し、打席でそのままライト方向を見上げたロハス・ジュニア選手。打球はライトスタンドへ入り、広島を引き離す2ランホームランとなりました。

ロハス・ジュニア選手は「打ったのはカットボールかな。とにかく、ここにいられないチームメートの穴を埋めたいと必死だったし、自分自身にもチャンスだと言い聞かせながら打席に立ったよ。良い打席にできてうれしいね。次も打てるように頑張るよ」と語りました。

SNSではファンから「大山不在によくアピールした」「確信歩きかっこよすぎ」「ロハス(一軍に)上げてくれて良かった」と、チャンスを生かしたロハス・ジュニア選手に対して称賛の声が上がっています。