柔道ビロディド「うつのような状態に」なったと明かしていた ヨーロッパ選手権は57キロ級で出場
ヨーロッパ選手権に出場する柔道のダリア・ビロディド選手(写真:アフロ)
柔道・東京五輪女子48キロ級銅メダルのダリア・ビロディド選手が、28日から始まるヨーロッパ選手権で57キロ級に出場することが明らかになりました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから、SNSを頻繁に更新し、平和を求める訴えを続けてきました。
現在は、スペインのバレンシアで、柔道の練習を続けていることを明かしています。
ビロディド選手はヨーロッパ柔道連盟の取材に対し、軍事侵攻が始まってからしばらくは、西部の都市ウジホロドで避難してきた人に食事や衣服を提供する手伝いをしていたと話していました。
その後、「うつのような状態になり、体を動かすことができなくなりました」と精神的に落ち込んでしまったというビロディド選手。
一時的とはいえ、スペインに移住したことについては「自分の生活にさよならするのはつらかった。とても多くを学んだ機会となりました。将来に向けて、計画を立てていたとしても一瞬で崩れ去るときも来るのだと」と語っています。
「私たちの生活を返してほしい。私たちの自由を返してほしいです」
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから、SNSを頻繁に更新し、平和を求める訴えを続けてきました。
現在は、スペインのバレンシアで、柔道の練習を続けていることを明かしています。
ビロディド選手はヨーロッパ柔道連盟の取材に対し、軍事侵攻が始まってからしばらくは、西部の都市ウジホロドで避難してきた人に食事や衣服を提供する手伝いをしていたと話していました。
その後、「うつのような状態になり、体を動かすことができなくなりました」と精神的に落ち込んでしまったというビロディド選手。
一時的とはいえ、スペインに移住したことについては「自分の生活にさよならするのはつらかった。とても多くを学んだ機会となりました。将来に向けて、計画を立てていたとしても一瞬で崩れ去るときも来るのだと」と語っています。
「私たちの生活を返してほしい。私たちの自由を返してほしいです」