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【阪神】近本光司の打撃センスの支えは「スマホスタンド」? 選手たちがこだわりの道具を公開 村上は人気アニメの名言を刺しゅう

2025年2月19日 7:31
【阪神】近本光司の打撃センスの支えは「スマホスタンド」? 選手たちがこだわりの道具を公開 村上は人気アニメの名言を刺しゅう
阪神の近本光司選手(写真:時事)
プロ野球阪神が17日、球団の公式YouTubeを更新。プロ野球選手にとって欠かせない「野球用具」について、選手それぞれが熱意あふれる“こだわり”を明かしています。

3年連続二桁勝利を目指す大竹耕太郎投手は、チームカラーでもある黄色いグラブを選択。

グラブはあえて閉じられないように硬くしているのが特徴だと話し、「投げる時の右手の使い方が、調子が悪いときは手のひらを潰してしまい、いい時は指先をかまして体幹を入れられている。グラブの形を崩していると体幹が抜けるので、シーズン中も2試合に1回は硬くしてもらうように調整を出しています」とこだわりを熱弁。

さらに色にも選んだ理由があると話し、「『今年は黄色の革の質がいいよ』と言われて。しっとりしていてヘタレにくい。色で結構違うので、今年は黄色がいいので選びました」と細部にまでこだわった様子を口にしました。

また2023年シーズンのリーグMVP・村上頌樹投手もグラブを選び、「『ハイキュー!!』の名言を入れること」と、アニメにもなっている人気マンガの作中のセリフを縫い付けていると告白。

カメラに見せた複数のグラブの手口には“思い出なんかいらん”“習慣は第二の天性なり”“何か一つでいい 今日挑戦しいや”といった刺しゅうが。「(試合中も)パッと見たり。自分にとって頑張る活力になっています」と元気の源になっていることを語りました。

一方で、打線の主軸を担う近本光司選手はスマホスタンドを選択。スマホケースに二脚式のスタンドがついているもので、「置いて、自分のスイングを見ながら修正して確認できる。素振りだったりバッティングの時に使っています」と重宝している理由を明かしました。

さらにそのスマホスタンドは角度を微調整できるそうで、「斜めに立つものが多いけど、(それだと)手前に傾けたい時に立たない。そうなった時にこれなら立つ」と実際に動かしながら説明。天才的なバッティングセンスを支える、意外な一面が垣間見える場面となりました。
最終更新日:2025年2月19日 7:31