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「ブルペンで見ていてすごい気合が入る」先輩投手陣の奮闘を力に巨人ドラ1西舘勇陽がプロ初勝利

2024年5月27日 10:40
「ブルペンで見ていてすごい気合が入る」先輩投手陣の奮闘を力に巨人ドラ1西舘勇陽がプロ初勝利
阿部慎之助監督とともにプロ初勝利のボールをかかげる巨人ドラフト1位の西舘勇陽投手(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ 巨人2-1阪神(26日、甲子園球場)

巨人のドラフト1位ルーキー西舘勇陽投手がプロ初勝利を手にし、喜びを口にしました。

試合はノーヒットピッチングを続けてた菅野智之投手が、7回に1点先制を許し降板。それでも船迫大雅投手と高梨雄平投手が無失点でつなぐと、9回に岡本和真選手の同点ホームランが飛び出し、試合を振り出しに戻します。

1-1と投手戦の中、9回のマウンドに上がった西舘投手は、森下翔太選手、大山悠輔選手と打ち取ると、熊谷敬宥選手はカットボールで見逃し三振。好リリーフをみせると直後の延長10回には丸佳浩選手が決勝の犠牲フライを放ち、勝利投手となりました。

プロ初勝利に「チーム全体としてここまで粘って最後つないで勝ち取った1勝なのですごいうれしいです」と西舘投手。24日には戸郷翔征投手がノーヒットノーランを達成したことにも触れ、「戸郷さんや菅野さんもそうですし、粘って粘ってというところをブルペンで見ていて、すごい気合が入る。それをマウンドで表現できて良かった。1勝目っていうのは記憶に残ると思いますし、自分自身きょうのピッチングはよかったのでこれからも継続したい」と笑顔をみせました。

ここまで18試合に登板し、1勝2敗、防御率2.76の成績。ルーキーながらリーグ最多となる14ホールドを記録しています。「同点以上のところで投げさせてもらっていい経験をさせていただいている。それを自分の経験としていい方向にもっていきたい」と力を込めました。

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