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【高校サッカー】埼玉・昌平が連覇で全国の舞台へ!

2023年12月19日 6:30
【高校サッカー】埼玉・昌平が連覇で全国の舞台へ!
2大会連続の全国進出を決めた昌平高校
102回目の開催となる全国高校サッカー選手権大会。激戦区埼玉を制したのは2大会連続で昌平でした。今回は昌平高校の埼玉大会を振り返ります。

埼玉大会決勝に進出したのは連覇を狙う昌平と5大会ぶりに選手権の舞台を目指す浦和南。両校は6月のインターハイ予選準決勝で対戦し、PK戦の末、浦和南が勝利しています。

今年度は高校年代最高峰のリーグであるプレミアリーグEASTを戦う昌平。そのため、埼玉大会は準々決勝からの出場となりました。初戦となった細田学園との一戦は延長戦までもつれたものの、長璃喜選手(1年)の決勝点で勝利。準決勝の武南戦では攻撃陣が躍動。大量7ゴールで勝利し、決勝に駒を進めました。

選手権決勝では5大会ぶり2回目となった昌平と浦和南の一戦。主導権を握ったのは昌平でした。

5分、左サイドから突破した山口豪太選手(1年)のクロスに小田晄平選手(3年)が合わせますが惜しくも枠外。対する浦和南も伝統の粘り強い守備をベースにセットプレーなどでチャンスをうかがいます。

試合が動いたのは28分、昌平の右サイドバック・田中瞭生選手(3年)が切りこんで左足を振り抜きます。シュートは相手DFの足に当たってゴールに吸い込まれました。

後半に入ってもキャプテン佐怒賀大門選手(3年)を中心に浦和南に決定機を作らせない昌平は、72分、途中出場のMF三浦悠代選手(2年)が追加点を挙げ2対0で勝利しました。

試合後のインタビューで佐怒賀大門キャプテンは「ようやくスタートラインに立てた。全国優勝目指して頑張ります」と意気込みを語りました。

選手権での最高成績はベスト8。日本一を目標に戦う昌平は初戦、12月29日埼玉スタジアム2OO2で奈良代表の奈良育英と対戦します。

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/テレビ埼玉)