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ロッテ吉井監督も笑顔「小島にくれてやるぞこのゲーム」 信頼に応えた小島和哉が3季ぶり完封劇

2024年4月6日 9:14
ロッテ吉井監督も笑顔「小島にくれてやるぞこのゲーム」 信頼に応えた小島和哉が3季ぶり完封劇
7回には頓宮裕真選手から三振を取りガッツポーズの小島和哉投手
プロ野球パ・リーグ ロッテ1-0オリックス(5日、ZOZOマリンスタジアム)

ロッテの小島和哉投手が9回4安打6奪三振1四球無失点で今季初勝利。12球団一番乗りの完封勝利を挙げました。

「改めて、9回を投げるのは疲れるなと思いました」と笑みを浮かべた27歳左腕は、2021年10月3日敵地での楽天戦以来の完封勝利。今季12球団で一番乗りの完封・完投でした。この年は本拠地で9回1失点の完投勝利を挙げており、「前ここで初めて完投したときもすごい声援で、それ以来だったのですごく気持ちも高ぶって抑えられた」と振り返ります。

初回は、2者連続三振の立ち上がり。3番の中川圭太選手にツーベースを許しましたが、4番の森友哉選手を打ち取り無失点スタート。以降はオリックス打線に一度も2塁を踏ませませんでした。

7回には2アウト1塁の場面で昨季の首位打者、頓宮裕真選手と対戦。低めのフォークで空振り三振に仕留め、一番の声とガッツポーズが飛び出しました。この場面には「すごくいい打者で、同い年でもあるので、抑えたいという気持ちで投げていた」とその高ぶる気持ちを前面に、オリックスの宮城大弥投手との投げ合いを制しました。

チームは、4回に岡大海選手が今季初ヒットとなる、タイムリーが飛び出し先制。なかなか追加点が奪えない中で吉井理人監督は、「1-0で苦しい中だったんですけれど、よく投げました」とねぎらいます。また「8回まで3安打1-0だったので、小島に“くれてやるぞこのゲーム”という気持ちで投げさせました」と笑みがこぼれました。
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