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【テニス】36歳ジョコビッチ 全豪OP6年ぶり敗戦で連勝記録は「33」でストップ 決勝は10年ぶりの新王者誕生へ

2024年1月27日 18:01
【テニス】36歳ジョコビッチ 全豪OP6年ぶり敗戦で連勝記録は「33」でストップ 決勝は10年ぶりの新王者誕生へ
全豪OP準決勝で敗れるも、歓声に応えるジョコビッチ選手(写真:ロイター/アフロ)
テニス全豪オープンは26日、男子シングルス準決勝が行われ、前回王者のノバク・ジョコビッチ選手がヤニック・シナー選手に1-3(1-6、2-6、7-6、3-6)で敗戦。全豪オープンでは、6年ぶりとなる黒星で連勝記録は33で止まりました。

現在36歳のジョコビッチ選手は、2008年に全豪オープンを制してから10度の優勝。直近は出場のなかった2022年を除いて2019年から4度頂点に立っていました。

さらに今大会は、準々決勝まで5試合勝利。全豪オープンでの連勝記録を『33』に伸ばし、女子テニスの元世界ランク1位モニカ・セレス氏の持つ最長連勝記録に並んでいました。

ジョコビッチ選手は、準決勝で去年2度敗れていた22歳のシナー選手と対戦。先に2セットを失い、マッチポイントを握られましたが、第3セットを取り返すなど意地をみせます。ジョコビッチ選手は第4セットを奪われイタリアの新鋭の前に屈しましたが、試合後は納得した様子で相手をたたえる王者の姿がありました。

もう一方の準決勝では、過去2度の準優勝を誇るダニール・メドべージェフ選手が、アレクサンダー・ズベレフ選手をセットカウント0-2から大逆転で勝利。3度目のファイナリストとなりました。

ここ20年で、2005年のマラット・サフィン氏と、2014年のスタン・ワウリンカ選手以外、ジョコビッチ選手やラファエル・ナダル選手、2022年に現役を退いたロジャー・フェデラー氏の3人がタイトルをとってきました。

シナー選手とメドべージェフ選手、どちらが勝っても全豪オープン初制覇。栄冠を手にするのはどちらになるのでしょうか。

▽過去20年のシングルス優勝者
2023年 ジョコビッチ
2022年 ナダル
2021年 ジョコビッチ
2020年 ジョコビッチ
2019年 ジョコビッチ
2018年 フェデラー
2017年 フェデラー
2016年 ジョコビッチ
2015年 ジョコビッチ
2014年 ワウリンカ
2013年 ジョコビッチ
2012年 ジョコビッチ
2011年 ジョコビッチ
2010年 フェデラー
2009年 ナダル
2008年 ジョコビッチ
2007年 フェデラー
2006年 フェデラー
2005年 サフィン
2004年 フェデラー

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