日本バスケットボール協会（JBA）は20日、第9回JBAコーチカンファレンスを開催。去年のバスケワールドカップで、48年ぶりに自力でのオリンピック出場権を獲得した男子日本代表トム・ホーバスHC（ヘッドコーチ）が登壇。このカンファレンスで、ホーバスHCは去年のバスケワールドカップのデータを使いながら、戦い方を振り返りました。

言及したのは、チームの生命線である『3ポイントシュート』。1試合あたりの試投数は32.6本、これは出場32チームの中で3位タイの本数で多くの本数を放ちました。一方で成功率は31.3％、これは平均以下の23位の成績となり、満足できる数字ではありませんでした。ホーバスHCは「3ポイント成功率が40％超えたら、対戦相手もやばいと思う。パリオリンピックでは決めていく自信はある」と、3ポイントシュートの成功率向上を誓いました。

オリンピックイヤーに向けては「48年ぶりに獲得した切符だから、パリオリンピックではベストな試合を見せ日本中が喜ぶものを見せたい。その結果、今までにない成果を出せたら、日本バスケ界に大きな影響を与えることができる」とパリオリンピックに向けて意気込みました。