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河村勇輝 悩みの種は”広すぎる視野” ホーバスHCの指導で芽生えたシュートへの意識

2023年9月11日 11:00
河村勇輝 悩みの種は”広すぎる視野” ホーバスHCの指導で芽生えたシュートへの意識
河村勇輝選手とトム・ホーバスHC(写真:日刊スポーツ/アフロ)
日本テレビの番組「サンデーPUSHスポーツ」では、バスケットボールW杯で史上初の3勝を挙げ、48年ぶりに自力での五輪出場権を獲得したバスケ日本代表を特集。大活躍を見せたポイントガード河村勇輝選手に密着取材しました。

18歳でBリーグデビューを飾った河村勇輝選手。そんな河村選手の武器がノールックパス。広い視野を生かしたパスで得点を演出し、今シーズンのBリーグでもアシスト王を獲得。しかし、視野が広すぎるあまり悩みの種もあります。「車がすれ違うのが繊細に視界に入ってくる。前を見ていても後ろの車が見えてしまい酔ってしまう」と、車移動の際の苦労を明かしてくれました。

河村選手は、ホーバスバスケの申し子として躍動。W杯でも土壇場で3ポイントシュートを決めるなど活躍し、パリ五輪出場権獲得に貢献しました。しかし期待されるがあまり、試合中トム・ホーバスHCから誰よりも怒られる河村選手。

日本代表合宿からホーバスHCに怒られており、さらに試合でもシュートを打たずパスばかり選択する河村選手に交代を告げ、激怒。「シュートを打たないなら使わない!」と言われました。この言葉に河村選手は「トムさんのバスケは全員が点を取るスタイル。自分の意識を変えないといけない」とバスケ人生の転機になったと言います。

今シーズンは意識の変化がプレーに現れ、3ポイントシュートを積極的に放ち、1試合には45得点を記録。Bリーグ史上初の新人賞とMVPのダブル受賞を含む個人6冠を獲得するまでに成長しました。ワールドカップで若き司令塔として大ブレイクをした河村選手、パリ五輪でもさらなる活躍が期待されます。

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