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【広島】九里亜蓮が力投も打線が沈黙し完封負け 九里は8回1失点で“万雷の拍手”

2024年4月5日 20:35
【広島】九里亜蓮が力投も打線が沈黙し完封負け 九里は8回1失点で“万雷の拍手”
広島・九里亜蓮投手(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ 中日1-0広島(5日、マツダスタジアム)

広島は先発の九里亜蓮投手が6回まで無安打投球をみせるも、中日の柳裕也投手の前に援護できず、完封負けしました。

立ち上がりから丁寧にボールを低めに集める九里投手。3回には柳投手にライト前へはじき返されますが、田村俊介選手が好返球でライトゴロを完成。バックの好守もあり6回までノーヒットピッチングをみせます。

一方、打線は柳投手の前に無得点。序盤に6回まで4イニングランナーを出すもなかなか得点につなげられません。

援護のない九里投手は、7回の先頭、三好大倫選手に初ヒットを献上。それでも、その後は高橋周平選手を併殺打に打ち取り切り抜けます。

しかし、0-0で迎えた8回。先頭の中田翔選手に2ベースヒットを許すと、続く細川成也選手が一二塁間を破るライトへのヒットで、田村選手が痛恨のファンブル。2塁ランナーが返り、先制点を許します。

九里投手は、8回を投げきり、92球、4安打、3奪三振、1死球、1失点(自責0)の内容。球場からは万雷の拍手が起こりました。

好投に応えたい打線でしたが、8回からは中日リリーフ陣の前に沈黙。8回は勝野昌慶投手、9回はライデル・マルティネス投手の前に得点を奪えず、完封負けとなりました。九里投手は今季初黒星。柳投手は今季初勝利となりました。