◇プロ野球セ・パ交流戦　中日4-1オリックス(27日、京セラドーム)

中日の大野雄大投手が3勝目をあげました。

前回の登板、広島戦では4回5失点KOでしたが、この日は尻上がりに調子を上げ、9回132球被安打7、奪三振5、与四死球2、失点1という成績で完投の数も「3」に伸ばしました。

▽以下、大野雄大投手のヒーローインタビュー

――どんな気持ちでマウンドに向かった？

前回登板、マツダスタジアムでふがいない投球をしてしまったので、きょうは何とか取り返そうと思ってマウンドにあがりました。

――尻上がりに調子を上げたが、どう試合の中で修正した？

立ち上がりはあんまり体のキレがよくなかったんですが、割り切ってと言いますか、「しっかりとできることをやっていこう」とマウンドで切り替えた結果、こうやって最後まで投げられたと思います。

――8回112球。どんな気持ちで9回マウンドへ？

きょうは名古屋からの移動ゲームでしたし、きのうも中継ぎの投手がたくさん投げていたので、自分の仕事は長いイニングを投げることなので、「1イニングでも多く投げよう」と思って、いつもマウンドに上がってますし、体は元気だったんで、「最後まで行かせてください」と言って行くことができてよかったです。

――完封は意識していた？

完封はなかなかできないので、狙える時は狙っていますし、正直、2ベース打たれたときは厳しいかなと思ったんですけど、2アウトまでいけて、何とかあと1人やなというところで(笑)やられてしまいました、はい(笑)

――やられた時マウンドで笑みも？

それまですごく集中して投げていたし、2ストライク追い込んで、何とかという気持ちで投げてたんですけど、当たりもね、もう少し、バットが折れてポテンヒットだったんで、クリーンヒットやったら仕方ないなと思うんですけど、僕のもう一つ力不足やと思うんで、次は(完封)できるように頑張ります。

――132球。改めて今の気持ち？

立浪和義監督からは2020年に10完投したくらいの時の仕事をしてくれ、といわれているので、きょうで完投は負けも入れて3完投目。

その数字をどんどん伸ばしていけるように頑張っていきたいと思います。

――京セラDのドラゴンズファンに？

ドラゴンズきのうで何とか連敗止めて、僕のゲームがすごい大事やと思ってたし、みなさんもそう思って球場に来ていただいていたと思います。

何とかつなぐことができましたし、明日以降もドラゴンズ選手必死にたたかって、勝ちをつないでいくと思うので、明日以降も応援の方よろしくお願いします。

――次回登板に向けては？

きょうは勝てたけど、次回はすごく大事な投球になると思いますので、しっかりと1週間調整して、しっかりチームに勝ちを持っていけるように頑張りたいと思います。