◇プロ野球セ・パ交流戦　日本ハム3-2巨人(27日、札幌ドーム)

日本ハムが巨人に3-2で勝利。先発・上沢直之投手が9回を被安打3で完投勝利。5月負け無しの4勝目を挙げました。

◇以下、上沢投手の試合後のヒーローインタビュー

――どんな気持ちでマウンドに上がりましたか？

「火曜・水曜・木曜と神宮球場で熱い試合というか、僕は出場しなかったですけど、見ているだけで魂を動かされるようなすごいいい試合をしていたので、その中でたくさんリリーフのピッチャーが投げていたので、今日は僕が何とか最初から長いイニング投げるんだという気持ちで臨んでましたし、(神宮球場での)あの試合を見て何も思わないようじゃやっぱり男じゃないなとは思ってました」

――再三ピンチもありましたが、今日の投球は振り返っていかがでしたか？

「初回からしっかり真っすぐは走ってましたし、僕が投げてる調子もいいほうだと思っていたので、何とか1イニングでも1人でも多く(投げて)、1人も中継ぎの方を出さないようにとは思って投げてました」

――8回、淺間大基選手のホームランがありました。あの打球はどう見ていましたか？

「上がった瞬間に『行ったな』と思いましたし、若い選手頼りになるなとは思いました」

――今シーズン4勝目。5月に入って負け無しの4連勝となりましたが、要因は？

「今季初勝利したときに、(それまで)チームのみんなが、ボス(新庄剛志監督)・コーチ・選手・裏方さんみんなが僕のことを励ましながらつらい時期を送っていたので、そのおかげで初勝利できましたし、チームのみんなに感謝して過ごしているおかげかなと思います」

――ファンのみなさんも見守ってくれています。ファンにひと言。

「9回のマウンドに上がる時の拍手は鳥肌立つくらい僕もうれしかったですし、ものすごく僕の9回マウンドに上がる時の勇気になりました。今日みたいな試合を1試合でも多く続けられたらと思いますので、これからもどうぞ応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」