大関・貴景勝 2年ぶり2度目の優勝
大相撲11月場所(東京・両国国技館)が22日に千秋楽を迎え、大関・貴景勝(24)が2年ぶり2度目の優勝を決めました。
約5000人の観客が見守る今年最後の本場所は、2横綱2大関が休場する中、優勝争いが千秋楽までもつれる大混戦となっていました。ここまで1敗で単独トップの貴景勝は、千秋楽・結びの一番で、2敗で追う小結・照ノ富士(28)との直接対決に敗れ、2敗目を喫します。
直後に行われた優勝決定戦では、立ち合いで勢いよく体をぶつけた貴景勝が照ノ富士を押し出しで破り、2018年11月の九州場所以来、2年ぶり2度目の優勝を果たしました。大関昇進後は初めての優勝となります。