プロ野球・DeNAは14日から1軍の秋季練習を開始しました。3日間の休養を経て、全体練習は2軍の施設で行われました。チーム最年長40歳の藤田一也選手も練習に参加し、チームメートと汗を流しました。

藤田選手は阪神とのクライマックスシリーズ（CS）第3戦で、1点を追う9回裏、1アウト満塁のチャンスに代打で出場。しかし、初球を捉えた当たりはセカンドゴロとなり、ダブルプレーに。気迫のヘッドスライディングを見せましたが、判定はアウトとなり、試合終了。しばらく起き上がることができず、涙を流しました。

この日、グラウンドに出てきた選手がまず始めたのはサッカーでした。投手と野手が交じって、サッカーボールを蹴り上げ、つないでいくという遊びのようなアップに、藤田選手も思わず笑顔に。その後、藤田選手は室内でバッティングやウエートトレーニングなどでおよそ2時間汗を流しました。

今年10年ぶりに古巣に復帰した藤田選手。来季はプロ19年目を迎えます。