◇プロ野球セ・リーグ 阪神7-2DeNA（11日、倉敷）

およそ2か月ぶりの復帰登板で7回80球2失点のピッチングを見せた阪神の青柳晃洋投手。今季3勝目を挙げたエースに対して、阪神の岡田彰布監督が賛辞をおくりました。

「3回までは完璧。コントロールがよかった。ボールも低くいって。2点は取られましたけど後をしのいで。逆にコントロールが良すぎて、みんな低めを上からたたきつけるから、高めにいけって言って。（5回2アウト2、3塁の）関根大気選手の時は上手いこと高めでアウト取れた。これからの登板へ収穫でした」と振り返りました。

試合前のやりとりについて「あまりに切羽詰まったというか、試合前に今日の登板を気にしているようだったので『そんなの関係ない。今日どんなピッチングをしようが後半戦はローテーションで投げないといけないから、もう楽に行け』と言った」と明かしました。

4得点以上が9試合ぶり、二桁ヒットも9試合ぶりで打線の調子は上向きかという問いに対し「それは計算しましたよ、7回くらいで。いつ以来だろうと計算しました」と笑いをさそった岡田監督。

前回対戦では3連敗を期したDeNAとの初戦を勝利で飾り、翌日からは本拠地・甲子園球場で相手を迎え撃ちます。「前回は横浜、相手のホームでやられているので。DeNA戦はホームとビジターで極端になるけど。明日勝てば大きいと思うし、このいい流れで明日も。今日までとはいかないですけど、ある程度は点を取っていきたい」と話しました。