◇プロ野球セ・リーグ クライマックスシリーズファーストステージ 広島-DeNA(15日、マツダスタジアム)

クライマックスシリーズファーストステージの第2戦、始球式のマウンドに山本浩二氏が登板し、カブスの鈴木誠也選手がサプライズ登場しました。

前日勝利に沸き、ホームでファイナルステージ進出を決めたい広島は、本拠地での始球式に元監督の山本浩二氏が“登板”。すると、2021年まで所属した鈴木誠也選手がバットを持って現れ、場内は騒然となります。

これには、山本氏も口をあんぐりと開けて驚いた様子。鈴木選手はバッターボックスに立つと、キャッチャーの會澤翼選手と両手で握手し、山本氏に一礼してバットを構えました。山本氏の投球に、鈴木選手がバットを大きくスイングすると、場内からは大きな歓声と拍手が沸き起こりました。

鈴木選手は笑顔で引きあげ、ベンチ前で山本氏と握手を交わし、新井貴浩監督ともグータッチ。そして、この様子を元広島で現球団アドバイザーの黒田博樹氏もベンチから身を乗り出して見ていました。

これにファンはSNSで、「始球式で1杯ビールがなくなりました」「山本浩二、黒田博樹、鈴木誠也揃うのすごすぎるな」「夢のような始球式」「神々のあそびを見ているよう」などのコメントが寄せられ、盛り上がりを見せています。