◇プロ野球セ・リーグ 巨人7-6中日(14日、東京ドーム)

巨人は中日に序盤からリードを許す展開ながらも、着実に反撃し、中田翔選手の満塁ホームランで逆転。

最後は1点差で逃げ切り、3連勝を飾りました。

◇以下、原辰徳監督の試合後インタビュー

――最後はしびれる場面でしたが、そこをしのいで結果、5-0からの逆転勝利です。

「最後もしびれたようなゲームでね、今日は非常に厳しい戦いだったと思いますね」

――その中で中田翔選手の満塁ホームラン大きかったですね？

「いやもうね、起死回生でしょうね」

――目の前で申告敬遠があっていろいろな思いを持って打席に入って昨日に続いてのホームラン、どうでしょう本来の中田翔選手に戻りつつあると見ていいでしょうか？

「ま、僕は『本来の』というのがよく分からないんでね、日々挑戦しながら、結果もね、少しずつ出てきているという点においてはね、非常によかったと思いますね」

――打撃の面ではポランコ選手、9打数連続ヒット、引っ張ってよし流してよしというバッティングでした。

「いやいや、非常に存在感あるし、このままずっとというわけにはいかないでしょうけども、一つのステップアップの材料にしてもらいたいなと思いますね」

――先発のシューメーカー投手、2試合連続でゲームを作れていないという状況ですが？

「うーん、やっぱり不安な状態でね、立ち上がり…セカンドのまぁ、ヒットではあるけれどもね、あれをヒットにしてるようではやっぱり、ピッチャーに申し訳ないなという感じですね。それを差し引いても、本人もう一つ二つ工夫は必要ではあると思います」

――これで3連勝。こういう逆転勝利というのはチームに勢いをもたらすと思うのですが？

「そうですね、でもそうそうは簡単にはいかないでしょうし、今日のようなゲームというのはね、そうそうあるものではないので、そういう意味では何とか『勝ち運』というものをね、勝ったということをね、あしたからまたつなげていきたいと思います」