◇プロ野球セ・リーグ　阪神2-1巨人（3日、東京ドーム）

今季9勝の巨人・戸郷翔征投手が、自身初の二桁勝利を目指し先発しましたが、8回を投げ2失点で初の10勝目はお預けとなりました。

初回、13球中12球がストレートという強気なピッチングを見せ、阪神打線を三者凡退に仕留めます。さらに2回もストレートを軸にわずか7球で三者凡退に。

しかし、3回に四球を出して出塁を許すと、阪神の先発・伊藤将司投手に送りバントを決められ、2アウト2塁のピンチに。ここで中野拓夢選手にタイムリーヒットを放たれ、先制を許します。

さらに5回、梅野隆太郎選手に初球のストレートを捉えられ、ホームランを浴びてしまいました。

戸郷投手は8回まで108球を投げましたが、打線に援護してもらえず。被安打4、6奪三振、2失点で敗戦投手に。

7月12日の阪神戦で9勝目を挙げ、二桁勝利を目指して再び挑んだ阪神戦でしたが、またもお預けとなりました。

プロ2年目となった2020年では19試合に登板し、9勝6敗。翌年の2021年には26試合に登板し9勝8敗と、二桁勝利が遠い戸郷投手。

4年目の今シーズンでは現在17試合に登板し9勝5敗。プロ初の二桁勝利はいつになるでしょうか。