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「親友、ライバル、すごく特別な存在」戸上隼輔が死闘を演じた張本智和について語る

2024年1月29日 11:00
「親友、ライバル、すごく特別な存在」戸上隼輔が死闘を演じた張本智和について語る
試合後、健闘をたたえ合う張本智和選手と戸上隼輔選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
◇天皇杯・皇后杯2024年全日本卓球選手権大会(28日、東京体育館)

全日本卓球選手権の男子シングルス決勝が行われ、戸上隼輔選手が張本智和選手にフルゲームの末に敗れ、シングルス3連覇を逃しました。

「死闘だった...」

試合後に疲れた様子で振り返ります。

持ち味の攻撃的な卓球で張本智和選手からゲームカウント3-2とリード。迎えた第6ゲームは3回、最終ゲームでは5回、計8回のマッチポイントを握るも痛恨の逆転負けとなりました。

インタビューでは「(張本選手と)オリンピックイヤーの決勝で戦えたのは、今後絶対忘れないですし、きょうは勝てなかったですけれど、今後戦うことがあれば勝ちたいなって気持ちでいっぱい」と悔しさをにじませながら振り返りました。

この大会を終えて、半年後のパリ五輪シングルス代表は、張本選手と戸上選手がほぼ確実。

選考レースでも競い合った張本選手について「ともに日本代表として戦っていて親友ですし、ライバルですし、すごく特別な存在」と勝者となったライバルを語りました。

▽男子シングルス決勝
張本智和4-3戸上隼輔
8-11/12-10/9-11/8-11/11-9/14-12/16-14
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