「あと2日で100に戻る」脳しんとうから復帰の遠藤航 ドイツとの初戦へ向け順調アピール 前回大会は出場機会なし「悔しさは忘れずに」
サッカー日本代表の遠藤航選手<(C)JFA>
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022(11月20日~12月18日)
20日に開幕したワールドカップ(W杯)。脳しんとうから復帰した遠藤航選手が、23日に行われる初戦のドイツ戦を前に記者会見に登場しました。
前回のロシア大会では出場機会を得られず、悔しい思いをした遠藤選手。
「出られなかった悔しさは忘れずに4年間やっていこうとその当時に思った」と話しました。
W杯前にはブンデスリーガで脳しんとうを起こし、出場が危ぶまれていましたが、無事にチームに合流。「今週は少しずつ良くはなっていますね。もう全体練習に合流しているので、いい準備をするだけだと思っています」と状態を明かしました。
最後は「目標であるベスト8ってところを目指して頑張っていきたい」と意気込み、声援を呼びかけました。
▽以下、遠藤航選手のコメント
――開幕してからチームのギアが上がったりはしましたか?
「いや、特にないと思います。開幕戦はもちろん、朝食の時間でみんなで試合をちょっと見たりしましたけど。気持ち的には少しずつ準備はみんなできている感覚かなと思います」
――中東で初めてワールドカップがありますけど、ロシアの時との違いとかはありますか?
「個人的な立場でいうと、ロシアの時は試合に出ていないっていうところ。でも今回は予選からしっかり試合に出させてもらって、自分はチームの中心としてやらせてもらっているっていうところがあるので。今回のカタールW杯は僕にとっては、また新たなチャレンジになるかなと思っています」
――ロシアの時の悔しさはこの4年間持ち続けていたのでしょうか?
「ベルギーに負けてからあの悔しさはチームとしてもそうだし、個人的に出られなかったっていうところの悔しさは忘れずに4年間やっていこうとその当時に思った。そこは忘れずにこの4年しっかり自分の中でやってこられたかなとは思います」
――リーグ戦でのケガがありまして、すでに全体練習には復帰しているとのことなんですけど、体の状態は万全になったのでしょうか?
「コンディションは少しずつ良くはなっていますね。もう全体練習に合流しているので、いい準備をするだけだと思っています」
――何パーセントくらいまで戻ってきている?
「どうですかね。ほぼほぼ、あと2日で100に近い状態には戻ると思っています」
――遠藤選手から見て、コミュニケーションの面も含めてチームのまとまりはいかがですか?
「チームとしてのまとまりはもちろんあると思うし、選手1人1人、海外でやっている選手も多いんで、いろんな意見っていうのは言いながら、話しながらピッチ内でもピッチ外でもコミュニケーションは取れていると思います」
――遠藤選手の年齢的に中堅くらいになるのかなと思うんですけど、ご自身のチーム内での立ち位置はどのように考えていますか?
「ベテランの選手だったり、若い選手たち両方としっかりコミュニケーションを取れるように意識していますけど。かと言って若い選手たちがベテラン選手と話さないかと言うとそうでもないですし、そんなに大きく自分の役割があるというのはないんですけど。選手のいろんな意見はもちろん聞きながら、そこはうまくバランスをとりながら他の選手だったり、監督、スタッフだったりみなさんとコミュニケーションとっている感じです」
――若い選手が多いですが、遠藤選手から積極的に絡みに行ったりはいかがですか?
「いや、特にないですね(笑)」
――どんどん話しかけてコミュニケーションが取れる選手が多いですかね?
「そうですね。海外組の選手は特にそうですし、東京五輪世代が多くて、個人的には一緒にやっている選手が多いので。国内組の選手はちょっと静かな気はしますけど」
――初戦のドイツ戦が迫っていますけども、対ドイツというところで見知った顔も多い相手かなと思いますけど、そういった相手と対戦できることについてはいかがですか?
「最初に抽選でグループを見たときに、これがワールドカップだなというか、やるのなら強いチームとやりたいと思っていましたし、個人的には憧れてブンデスリーガに行って、それでブンデスでプレーして、W杯初戦がまさかドイツとあたるとは思っていなかったので、少し運命を感じているというか、非常に興奮しているし楽しみです」
――ドイツ代表の方とリーグ戦の中でマッチアップした時に、代表選手と会話などはしましたか?
「ドイツ代表選手はないです。チームメートはもちろんドイツ人も多いので、日本とやるのはみんな注目しているかなと思います」
――対ドイツというところでどうしても守備に回る時間が多くなってしまうと思うのですが、そうなると遠藤選手が担う部分が大きくなってくるかなと思うのですが、そのあたりはいかがですか?
「そこは常に自分の中でも思っていて、守備での貢献度は自分の良さでもあるし。あとは1人で守る訳ではないので、チームとしてどう守っていくかっていうのが大事だと思いますし、そこは練習でもしっかり落とし込みながらいい準備ができてると思うので、あとはやるだけかなと思います」
――遠藤選手の良さと言えば対人の強さ、デュエルで勝利するっていうところが最も持ち味になってくるかなと思うんですけども、対ドイツというところだと十二分に発揮できそうですか?
「そうですね、はい。やれると思います」
――ロシアのワールドカップから4年間積み上げてきたものに裏付けられている?
「それはあると思います。僕自身も海外、ドイツでずっとやってきた。特にブンデスではドイツ人と常に一対一であったりとか試合をしてきた」
――W杯が開幕しまして、日本国内でもかなり熱が高まってきている。日本で応援している方々へメッセージをお願いします
「厳しいグループに入りましたけど、目標であるベスト8ってところを目指して頑張っていきたいなと思うので、ぜひ声援をよろしくお願いします」
20日に開幕したワールドカップ(W杯)。脳しんとうから復帰した遠藤航選手が、23日に行われる初戦のドイツ戦を前に記者会見に登場しました。
前回のロシア大会では出場機会を得られず、悔しい思いをした遠藤選手。
「出られなかった悔しさは忘れずに4年間やっていこうとその当時に思った」と話しました。
W杯前にはブンデスリーガで脳しんとうを起こし、出場が危ぶまれていましたが、無事にチームに合流。「今週は少しずつ良くはなっていますね。もう全体練習に合流しているので、いい準備をするだけだと思っています」と状態を明かしました。
最後は「目標であるベスト8ってところを目指して頑張っていきたい」と意気込み、声援を呼びかけました。
▽以下、遠藤航選手のコメント
――開幕してからチームのギアが上がったりはしましたか?
「いや、特にないと思います。開幕戦はもちろん、朝食の時間でみんなで試合をちょっと見たりしましたけど。気持ち的には少しずつ準備はみんなできている感覚かなと思います」
――中東で初めてワールドカップがありますけど、ロシアの時との違いとかはありますか?
「個人的な立場でいうと、ロシアの時は試合に出ていないっていうところ。でも今回は予選からしっかり試合に出させてもらって、自分はチームの中心としてやらせてもらっているっていうところがあるので。今回のカタールW杯は僕にとっては、また新たなチャレンジになるかなと思っています」
――ロシアの時の悔しさはこの4年間持ち続けていたのでしょうか?
「ベルギーに負けてからあの悔しさはチームとしてもそうだし、個人的に出られなかったっていうところの悔しさは忘れずに4年間やっていこうとその当時に思った。そこは忘れずにこの4年しっかり自分の中でやってこられたかなとは思います」
――リーグ戦でのケガがありまして、すでに全体練習には復帰しているとのことなんですけど、体の状態は万全になったのでしょうか?
「コンディションは少しずつ良くはなっていますね。もう全体練習に合流しているので、いい準備をするだけだと思っています」
――何パーセントくらいまで戻ってきている?
「どうですかね。ほぼほぼ、あと2日で100に近い状態には戻ると思っています」
――遠藤選手から見て、コミュニケーションの面も含めてチームのまとまりはいかがですか?
「チームとしてのまとまりはもちろんあると思うし、選手1人1人、海外でやっている選手も多いんで、いろんな意見っていうのは言いながら、話しながらピッチ内でもピッチ外でもコミュニケーションは取れていると思います」
――遠藤選手の年齢的に中堅くらいになるのかなと思うんですけど、ご自身のチーム内での立ち位置はどのように考えていますか?
「ベテランの選手だったり、若い選手たち両方としっかりコミュニケーションを取れるように意識していますけど。かと言って若い選手たちがベテラン選手と話さないかと言うとそうでもないですし、そんなに大きく自分の役割があるというのはないんですけど。選手のいろんな意見はもちろん聞きながら、そこはうまくバランスをとりながら他の選手だったり、監督、スタッフだったりみなさんとコミュニケーションとっている感じです」
――若い選手が多いですが、遠藤選手から積極的に絡みに行ったりはいかがですか?
「いや、特にないですね(笑)」
――どんどん話しかけてコミュニケーションが取れる選手が多いですかね?
「そうですね。海外組の選手は特にそうですし、東京五輪世代が多くて、個人的には一緒にやっている選手が多いので。国内組の選手はちょっと静かな気はしますけど」
――初戦のドイツ戦が迫っていますけども、対ドイツというところで見知った顔も多い相手かなと思いますけど、そういった相手と対戦できることについてはいかがですか?
「最初に抽選でグループを見たときに、これがワールドカップだなというか、やるのなら強いチームとやりたいと思っていましたし、個人的には憧れてブンデスリーガに行って、それでブンデスでプレーして、W杯初戦がまさかドイツとあたるとは思っていなかったので、少し運命を感じているというか、非常に興奮しているし楽しみです」
――ドイツ代表の方とリーグ戦の中でマッチアップした時に、代表選手と会話などはしましたか?
「ドイツ代表選手はないです。チームメートはもちろんドイツ人も多いので、日本とやるのはみんな注目しているかなと思います」
――対ドイツというところでどうしても守備に回る時間が多くなってしまうと思うのですが、そうなると遠藤選手が担う部分が大きくなってくるかなと思うのですが、そのあたりはいかがですか?
「そこは常に自分の中でも思っていて、守備での貢献度は自分の良さでもあるし。あとは1人で守る訳ではないので、チームとしてどう守っていくかっていうのが大事だと思いますし、そこは練習でもしっかり落とし込みながらいい準備ができてると思うので、あとはやるだけかなと思います」
――遠藤選手の良さと言えば対人の強さ、デュエルで勝利するっていうところが最も持ち味になってくるかなと思うんですけども、対ドイツというところだと十二分に発揮できそうですか?
「そうですね、はい。やれると思います」
――ロシアのワールドカップから4年間積み上げてきたものに裏付けられている?
「それはあると思います。僕自身も海外、ドイツでずっとやってきた。特にブンデスではドイツ人と常に一対一であったりとか試合をしてきた」
――W杯が開幕しまして、日本国内でもかなり熱が高まってきている。日本で応援している方々へメッセージをお願いします
「厳しいグループに入りましたけど、目標であるベスト8ってところを目指して頑張っていきたいなと思うので、ぜひ声援をよろしくお願いします」