楽天ドラ1・早川隆久デビュー戦【全対戦】
楽天のドラフト1位ルーキー・早川隆久投手(22=早稲田大)が日本ハムとの練習試合で対外試合初登板。先発・田中将大投手(32)に続く2番手としてマウンドに立つと、2回を無失点と堂々のデビューを飾りました。
3回からの登板となった早川投手は、先頭打者の中島卓也選手(30)に三遊間への痛烈なライナーを打たれますが、これは早稲田大学の先輩でもあるサード・茂木栄五郎選手(27)がダイビングキャッチ。先輩の好守に助けられ、最初のアウトを奪います。
続く西川遥輝選手(28)の2球目は150キロのストレート。この日最速を記録します。その後、フルカウントに追い込み、8球目、高めのストレートで三振を奪います。
2アウトランナーなしでバッターは、第1打席で田中将大投手からスリーランホームランを放った4番・中田翔選手(31)。初球は高めのストレートで空振り、2球目は緩いカーブで2ストライクと追い込み、3球目は低めのチェンジアップで三球三振。二者連続三振を奪います。
続く4回の先頭は、田中投手からヒットを放った大田泰示選手でしたが、サードゴロに打ち取ります。6番の野村佑希選手には、ライトへ運ばれ初ヒットを許します。7番の今川優馬選手は空振り三振で、この日3つ目の三振を奪います。8番の清水優心選手をサードゴロに抑えた早川投手。2イニングで39球を投げ、被安打1・奪三振3。対外デビュー戦を無失点で抑えました。
試合後、早川投手は中田選手との対戦について「低めにしっかり丁寧に投げようという意識はあったので、低めに投げながらも真っすぐとのコンビネーションを大事にした」と語っていました。