高橋由伸さん（『ｎｅｗｓ　ｚｅｒｏ』野球解説者）が２０日、日本で２６６６日ぶりのマウンドにあがった楽天・田中将大投手（３２）を視察するため、楽天のキャンプ地である沖縄県金武町を初めて訪れました。

注目の田中投手の復帰登板を由伸さんは内野スタンドから視察しました。初回、先頭の松本剛選手（２７）に対し、スライダーで見逃し三振を奪います。しかし、中島卓也選手（３０）、西川遥輝選手（２８）に連打を浴びると、４番・中田翔選手（３１）に３ランを許します。それでも２回は三者凡退に抑えて、２回４安打３失点でマウンドを降りました。

田中投手の投球について由伸さんは「まだ本来のボールではないが、メジャーリーグなら今はキャンプが始まる時期。まだまだこれから。それにしても昔と変わらず田中投手はテンポ良く投げてストライクを奪う。日本のピッチャーにはいいお手本」と絶賛しました。

取材後、田中投手と球場の外で偶然鉢合わせた由伸さん。自身より身長が１０センチ大きい１８８センチの田中投手と久々に対面して「いやーやっぱり大きいね！おかえり」。これに田中投手は「今日は収穫ばかりでした。それを踏まえて状態をあげていきます」と笑顔で答えました。

２１日は巨人キャンプを取材します。