Jリーグ開幕 王者川崎Fが家長2発で快勝
26日、2021年シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕しました。開幕戦は昨季優勝の川崎フロンターレと19年優勝の横浜F・マリノスが等々力陸上競技場で対戦。試合は2対0で川崎フロンターレが勝利しました。
Jリーグは、緊急事態宣言対象区域で試合を開催する場合、来場者の上限は5000人かつ、スタジアムの収容人数の50%以下とし、ビジター席の設置はなし。キックオフは午後6時以前で午後8時までに試合終了。アルコール販売は午後7時までと定め、開催しました。
川崎フロンターレは、20日に行われた「FUJI XEROX SUPER CUP 2021」と同じスターティングメンバー。横浜F・マリノスは興国高校から加入のルーキー、樺山諒乃介選手(18)が先発でJリーグデビューを果たしました。
試合は前半21分、右サイドから脇坂泰斗選手(25)が浮き球でスルーパスを送ると、後方から走り込んだ山根視来(みき)選手(27)がダイレクトでヒールパス。これに家長昭博選手(34)が左足のダイレクトボレーで合わせ、川崎フロンターレが先制します。
主導権を握った川崎フロンターレは前半43分、L・ダミアン選手(31)とのパス交換で、右サイドを抜け出した田中碧(あお)選手(22)がゴール前に鋭いクロス。飛び込んだ家長選手が頭で合わせ2点目。
その後も横浜F・マリノスの反撃をしのいだ川崎フロンターレが2対0で勝利。リーグ連覇へ白星スタートを切りました。
家長選手は、「大事なゲームで勝ててうれしいです。(得点シーンは)練習からやっている形が出た。個人としては1年間けがなく楽しんでプレーしたい。チームとしては期待にこたえられるように優勝目指して頑張りたいです」と振り返りました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ