田代未来&新井千鶴 東京五輪へ弾みのV
6日、柔道グランドスラム・タシケント大会2日目(ウズベキスタン)。
初日に、女子52kg級で東京五輪代表に内定している阿部詩選手(20)が、約1年ぶりの実戦で優勝を果たした今大会。2日目にも、2人の東京五輪内定選手が優勝を果たしました。
1人目は、女子63kg級の代表に内定している田代未来選手(26)で、決勝ではスロベニアの選手にわずか52秒の一本勝ちで優勝。初戦から決勝までの5試合、オール一本勝ちでこの階級を見事に制しました。
2人目は、女子70kg級で代表内定の新井千鶴選手(27)で、激闘の末に優勝をつかみとりました。
延長戦までもつれたハンガリーの選手との準々決勝は、実に11分55秒に及ぶ大接戦となります。最後は、相手に3つ目の指導が出されて反則勝ち。準決勝も延長戦の末勝利し、決勝ではクロアチアの選手相手から技ありを奪って優勢勝ちしました。
東京五輪代表に内定している2人が、今年初の実戦となった国際大会で、弾みとなる優勝を果たしました。
■大会出場の日本人選手成績(★は東京五輪代表内定選手)
【優勝】
男子60kg級 永山竜樹
女子52kg級 阿部詩 ★
女子57kg級 玉置桃
女子63kg級 田代未来★
女子70kg級 新井千鶴★
【2位】
女子48kg級 角田夏実
【3位】
男子81kg級 永瀬貴規★
写真:AFP/アフロ
※写真左:田代未来選手
右:新井千鶴選手