張本智和 五輪イヤー初タイトルへ王手
カタールで行われている卓球のWTTスターコンテンダー・ドーハ大会で12日、東京五輪代表に内定している張本智和選手(17)が男子シングルス準決勝に出場。元世界ランキング1位でロンドン五輪銅メダリストのD・オフチャロフ選手(32=ドイツ)と対戦しました。
前週の大会で敗れた相手に対し張本選手は、ミスが重なり第1ゲームを落とします。それでもテンポの速いバックハンドのラリーを制するなど、第2・3ゲームを奪い返します。その後、第4ゲームを落とし2対2とされますが、ギアを上げた張本選手が第5・6ゲームを連取し、4対2で決勝進出。前週の大会で敗れた相手に雪辱を果たした張本選手は、力強いガッツポーズを見せました。
張本選手は五輪イヤー初のタイトル獲得へ、決勝で世界ランキング42位、ドイツの選手と対戦します。
写真:新華社/アフロ