桃田賢斗 約1年2か月ぶり国際大会へ
現地時間17日に開幕するバドミントンの全英オープンに向け13日、羽田空港を出発したバドミントン、男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗選手(26)。
去年1月に遠征先のマレーシアで事故に巻き込まれて以来、約1年2か月ぶりに挑む国際大会に向け、「やっと試合ができるなというのと、あと不安もすごくあるんですけど、自分ができることを精いっぱいやってこられたら」と心境を語りました。
桃田選手は事故から11か月後の去年12月、全日本総合選手権で復帰を果たし優勝。今年1月、タイで行われた大会に出場する予定でしたが、出発前に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が確認され、出場をとりやめていました。
約1年2か月ぶりとなる国際大会で、どんな姿を見せたいか問われた桃田選手は、「完全にどこも痛いところはないですし、調子も悪くないと思うので、完全復活した自分と少しでも成長した自分を見てもらえたらいい」とコメント。
オリンピックイヤー初戦ともなる全英オープンに向け、「今年の目標は、東京五輪に向けてという気持ちがあるので自分が今どれだけできるのか、何ができて何ができないのかをしっかり明確にできるような試合にできたら」と意気込みを語りました。