阪神のドラフト１位ルーキー・佐藤輝明選手（２２）が１７日、西武とのオープン戦（メットライフドーム）で６本目のホームランを打ちました。

試合前、ルーキーとは思えない活躍を続ける佐藤選手について阪神ファンは、「規格外という言葉がぴったりの選手」「ルーキーと思えないオーラがある」「パワーで引っ張っていってくれる選手が出てきた。すごく救世主的な感じ」と大絶賛。

規格外のルーキーは、１７日もファンの期待にこたえます。第１打席に１５０キロのストレートをフルスイング。「芯だったので行くと思った」と、右中間スタンド最深部へオープン戦６本目のホームラン。ドラフト制後、新人がオープン戦で打ったホームランの記録を４９年ぶりに更新しました。

佐藤選手は試合後、「オープン戦なんで（記録は）関係ない。打てたことは嬉しいですけど一喜一憂せず、次やることを準備したい。ファンの期待にこたえるのがプロ野球選手だと思うので、そういうところも意識してやっていきたい」と快挙にも冷静なコメント。

矢野監督は、「本当見事にね。毎日毎日びっくりさせられる感じ」と、快音が止まらないルーキーの活躍に驚嘆していました。

試合は佐藤選手の記録的なホームランもあり、阪神が西武に５対３で勝利しました。