ロッテ佐々木朗希 初の先発登板は2失点
プロ野球練習試合DeNA×ロッテ(23日・横浜スタジアム)
ロッテの2019年ドラフト1位の佐々木朗希投手(19)が対外試合の先発デビューを果たしました。1回裏、先頭の桑原選手に対しての初球は150キロ超えのストレートでショートゴロに打ち取ります。続く2番の関根選手に対しての8球目でこの日最速となる154キロをマーク。最後は153キロでレフトフライに打ち取ります。そして3番はDeNA期待のドラフト2位ルーキー牧選手。注目の対決では、初球をサードゴロに抑えた佐々木投手に軍配。初回を無失点で終えます。
続く2回。これまで1イニングの投球実績しかない佐々木投手は、初めて2イニング目のマウンドに上がります。昨季の首位打者・4番の佐野選手と、2017年の首位打者・5番の宮崎選手、2人の強打者を内野ゴロに打ち取り、2アウトを奪います。しかし、6番の田中俊太選手に内野安打で出塁を許すと、7番の柴田選手にはレフト前ヒットを打たれて2塁1塁のピンチを作ります。
すると、ここから佐々木投手の制球が乱れます。8番の嶺井選手に四球を与え満塁にすると、9番の大貫投手にも四球。押し出しで対外試合初めての失点を喫します。さらに続く満塁のピンチ。1番の桑原選手への初球が高めに抜け、パスボールとなり2点目を献上。引き続き得点圏にランナーを背負うピンチとなるもショートゴロで切り抜けました。
初めての先発登板は、最速154キロをマークするも得点圏にランナーを背負った後の制球に課題を残す内容となりました。
《佐々木朗希投手今日の内容》
回:2回
打者:10人
球数:40球
被安打:2
与四球:2
失点:2
写真撮影日:2021年3月12日