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プロ注目・市和歌山の小園 完封で初戦突破

2021年3月23日 20:39

23日、選抜高校野球大会の4日目、プロ注目の最速152キロ市立和歌山・小園健太投手が今大会初戦、県立岐阜商業戦に臨みました。

小園投手は2回、ツーアウトランナー2塁のピンチを背負いますが、県立岐阜商業・7番、後藤耀介選手をセンターフライに打ち取ります。

最大のピンチは3回。1アウトランナー2,3塁の場面で、4番、宇佐美佑典選手をスライダーで三振。続く山本晃楓選手にはストレートで三振。連続三振でピンチをしのぎます。

小園投手は6回以外毎回ランナーを背負いながらも、最後は踏ん張り得点を許さず、9回4安打8奪三振のピッチングをみせました。

試合は両校無得点のまま迎えた9回裏、1アウトランナー1,2塁で、市立和歌山・7番、亀井新生選手がセンターに抜けるタイムリーヒットで、市立和歌山がサヨナラ勝ちです。

試合後小園選手は、「初めての甲子園ということで緊張していた部分もあって、自分の持ち味の制球力が出せなかったのが悔しい。(次戦は)今日の反省をいかして、しっかりとストライク先行で打たせて取るようなピッチングをしたいと思います」と話しました。

市立和歌山は26日に明豊(大分)と対戦します。

写真:日刊スポーツ/アフロ