２５日、東京・両国国技館で行われた大相撲春場所１２日目。９勝２敗で初優勝を狙う小結・高安（３１＝田子ノ浦）は、前頭二枚目・北勝富士（２８＝八角）との一番。立ち合いから踏み込むと、北勝富士の当たりをいなして、押し出し。１０勝２敗で単独トップに立っています。

また大関復帰を目指す３敗の関脇・照ノ富士（２９＝伊勢ケ濱）は、前頭六枚目・玉鷲（３６＝片男波）に、突き落としで勝利。三役に返り咲いた昨年１１月場所から３３個目の白星となり、昇進目安となる「三役で３場所３３勝」を達成しました。

春場所は残り３日。トップに立つ２敗の高安を、３敗の照ノ富士、朝乃山が追いかけています。