照ノ富士 4年ぶり大関へ「近づいてきた」
大相撲・春場所(14日初日・両国国技館)で、大関取りに挑む関脇・照ノ富士(29)が1日、会見を行いました。約4年ぶりの大関復帰へ、「やっと近づいてきた」と心境を語りました。
2011年に初土俵を踏んだ照ノ富士は2015年、当時23歳で平成生まれとしては初の大関昇進を果たしました。しかし、膝のケガなどで2017年に大関から陥落。その後も度重なるケガに悩まされ、2019年には、序二段にまで番付を落としました。
それでも、去年の7月場所で幕内に復帰し幕尻優勝。さらに、三役に復帰した11月場所で13勝、今年の初場所で11勝と星を重ね、大関昇進の目安とされる直近3場所33勝に、9勝と迫っています。
2017年以来、約4年ぶりの大関復帰がかかる春場所へ、「今場所で決めないと、また最初からということになる。内容が一番大事。33勝というのは、達成しないと始まらない。それを目標にして全力を出していい相撲を取りたい」と決意を語りました。
■大相撲番付(上から順に)
幕内(横綱・大関・関脇・小結・前頭)
十両
幕下
三段目
序二段
序ノ口
写真:日本相撲協会提供