大相撲・初場所 観客5千人上限に開催へ
日本相撲協会は8日、大相撲初場所(10日初日・両国国技館)について、5000人を上限に観客を入れて開催することを発表しました。
緊急事態宣言を受け日本相撲協会は8日、臨時の理事会を開き、初場所の開催を正式に決定しました。観客の上限について芝田山広報部長は、「当初は国技館は1万と600人入るので5300席くらいを作る予定だったけど、上限が5000人と発出されましたから、そのあたりは5000人ということ」と、当初3日目以降は観客5300人を予定していましたが、方針を変更したことを明かしました。
協会は6日午後5時の時点で入場券の販売を停止しており、初場所15日間を通し、1日の上限を5000人にするとしています。また、初場所の開催に向けては、力士や親方ら約900人を対象にPCR検査を実施。検査結果は8日夜以降に出る見通しということです。
8日行われる予定だった初日と2日目の取組を決める取組編成会議は、PCR検査の結果を待ち、初場所前日の9日に行われる異例の対応となっています。