横綱・鶴竜が初場所休場 両横綱不在か
大相撲の横綱・鶴竜(35)が初場所(10日初日・両国国技館)を休場することが決まり、初場所は両横綱が不在となる見通しとなりました。
師匠の陸奥親方は8日、取材に応じ、鶴竜が初場所を休場することを明かしました。鶴竜の休場は4場所連続19回目となります。また、同じく横綱の白鵬(35)は新型コロナウイルスに感染したため出場は絶望的となっており、休場となれば初場所は3場所連続で初日から横綱不在に。
両横綱は休場の多さから去年11月場所後の横綱審議委員会で、措置として2番目に重い「注意」の決議を受け、初場所への出場を促されていました。
鶴竜から7日夜に連絡を受けた師匠の陸奥親方は、「腰の調子が良くないということで、休場させてもらいますと。もう次はないよということで、本人も来場所引退をかけて、1日でも早く稽古を出来る体を作って頑張りますということで」と、進退をかけて3月の春場所に臨むことを明言しました。