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ドジャース・山本由伸「すごく今日まで長かった」 5回2安打無失点と本領発揮

2024年3月31日 17:32
ドジャース・山本由伸「すごく今日まで長かった」 5回2安打無失点と本領発揮
三振を奪い小さく拳を握る山本由伸投手(写真:アフロ)
◇MLBカージナルス6-5ドジャース(日本時間31日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸投手が本拠地開幕3戦目のカージナルス戦に先発登板。5回無失点の快投で、前回1回5失点の悪夢を払拭しました。

初回は圧巻の3者連続三振。「歓声もやはり凄いですし、すごく気持ちよくピッチングできました。(前回から)そんなに大きく変えたところはないですけど、より落ち着いて自分のピッチングができたと思います」と初回から本拠地をわかせました。

4回終了後には、雨のため約35分間の中断。それでも集中力を切らさず、5回2安打無失点。「思ったより中断が長くなかったので、しっかり裏で準備し直してマウンドに上がれました。もし中断が長引いたら交代になったと思います。(寒さは)そんなに気になることはなかったです」と冷静に話します。

一時は初勝利の権利を得ましたが、リリーフが打たれ白星はおあずけ。それでも前回21日に韓国ソウルで行われた開幕シリーズ・パドレス戦で味わった1回5失点の屈辱を晴らす結果となり、「少しずつ良い感覚が出てきているのがありました。どうしていくかは明確にあったので、変な焦りとか不安とかはそこまではなかったです。前回登板は失敗していたので、すごく今日まで長かったですね」と心境を明かしました。

前回投球から立て直しに成功し、「安心した」と話す山本投手は、次戦へ向けて、「もっともっといいピッチングができるように、また引き続き練習していきたいと思います」と気を引き締めました。