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ボート日本勢4種目優勝も五輪内定は「2」

2021年5月7日 23:49
ボート日本勢4種目優勝も五輪内定は「2」

7日、ボートの東京オリンピック・パラリンピック出場枠を懸けたアジア・オセアニア予選が、東京都江東区の海の森水上競技場で行われました。

日本勢が全種目優勝。女子軽量級ダブルスカルの大石綾美選手・冨田千愛選手組、男子シングルスカルの荒川龍太選手が、東京オリンピック代表に内定。女子シングルスカルの市川友美選手が東京パラリンピック代表に内定しました。

18の国と地域から約80名の選手が参加し、東京オリンピック・パラリンピック本番と同じ会場で開催された今大会、予選から出場4種目すべてでトップの日本勢は、決勝でも絶好調でした。

全長2000mで争うボート競技。11チームで争われた女子軽量級ダブルスカル決勝で、2大会連続出場を目指す大石・冨田組が出場。序盤から2位と好位置につけると、1500m付近でトップに立ち、そのまま逃げ切ってみごと優勝しました。

また、男子シングルスカルの荒川龍太選手は、スタートダッシュに成功。中盤、順位を2位に落としますが、1250m付近で再びトップに並ぶと、そこから激しい首位争い。そして、1500m付近で抜き去り、そのまま優勝しました。

その他、男子軽量級ダブルスカルの西村光生選手・古田直輝選手組、女子シングルスカルの米川志保選手もそれぞれ優勝し、日本勢は4種目すべてに優勝しました。

日本ボート協会は、今回の大会で内定者を出すのは最大「2」と決めており、世界最高水準のタイムとの比較により大石・冨田組と荒川選手を選出しました。

優勝しながらも内定とはならなかった西村・古田組、米川選手は、今月の世界最終予選で2位以上に入れば、追加で五輪内定となります。

試合後、東京オリンピック代表内定を決めた選手は、それぞれコメント。

大石選手「2000メートルは何があるかわからないというところで、しっかり二人で粘れたところはこれからにつながる」

冨田選手「コロナ禍の中で開催される大会で、力を発揮したい」

荒川選手「日本の中でオープン選手が評価され始めたのはリオオリンピック以降、2017年からなので、僕が第一人者としてオープンの可能性、日本人でも戦えることを見せていけたらなと。東京の舞台でそういうメッセージを発信できたらと思います」

また、パラリンピック初出場を狙うPR1女子シングルスカルの市川友美選手は、スリランカの選手との対決で3分近くの大差で優勝。初のパラリンピック代表内定を決めました。

市川選手はパラリンピックに向けて、「どこまで自分を向上させて挑めるかという挑戦だと思っている。東京でやるということで、応援してくれる家族とかお友達とかに頑張っている姿を見せられるのはうれしい」とコメントしています。

■写真:アフロスポーツ
大石綾美選手・冨田千愛選手(左)
市川友美選手(中)
荒川龍太選手(右)