入江陵介 日本勢最多4大会連続の五輪内定
5日、東京オリンピックの選考を兼ねた競泳の日本選手権が行われ、入江陵介選手(31)が男子100m背泳ぎ決勝に出場しました。
4日の準決勝を全体トップのタイムで突破した入江選手は、決勝のレース、前半の50mをトップで折り返すと、後半も後続を突き放し、53秒13のタイムで優勝しました。派遣標準記録(53秒40)を突破し、4大会連続の五輪出場に内定。これは北島康介さん、松田丈志さんに並び日本競泳界で最多出場記録となります。
レース後、入江選手は「ようやくゆっくり寝られる。五輪選考会は何度やっても慣れないもので緊張して心臓バクバクしているような時間がすごく長かったが、ようやく一つ内定をもらえたのでホッとしています」と、安堵(あんど)の様子をみせました。
入江選手、次は8日に決勝が行われる200m背泳ぎで、二つ目の代表内定を狙います。
写真:AFP/アフロ