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トヨタ茂野TL準決勝へ「パナ福岡を警戒」

2021年5月11日 20:10
トヨタ茂野TL準決勝へ「パナ福岡を警戒」

11日、ラグビー・トップリーグのプレーオフトーナメント準決勝に進出したトヨタ自動車ヴェルブリッツ(レッドカンファレンス2位)のマイケル・フーパー選手とキャプテン・茂野海人選手が、次戦のパナソニックワイルドナイツ(ホワイトカンファレンス1位)戦に向け、オンライン会見を行いました。

今シーズンからトヨタ自動車に加入した、オースラリア代表主将のマイケル・フーパー選手は次戦の相手であるパナソニックについて、「1番から23番まですごくいい選手が集まったチーム。プレーの選択の仕方がうまくて、正しいエリアでプレーする」と分析。

勝利の鍵として、「ブレークダウン(タックル直後のボール争奪)、タックルがすごく重要になってくる。ファイナルラウンドなのでチャンスをしっかり生かすことが大事」とコメントしました。

また、パナソニックの監督でフーパー選手が2012年にオーストラリア代表入りしたときの指揮官でもあるロビー・ディーンズ監督については、「彼はすごくいい人。パナソニックのプログラムに長い間関わっていて彼がチームを作っているのは知っているので自分としては楽しみです」と、かつての恩師との対戦を心待ちにしていました。

また、キアラン・リード選手と共同キャプテンを務める茂野海人選手はパナソニックについて、「すごくいいチームです。キックの使い方がすごくうまいなと思います。あとはディフェンスが固い。特に福岡堅樹選手は1人でもトライまで持っていける力があるので、そこは警戒していかないといけないと思っています」と、準々決勝で衝撃の80m独走トライを挙げた福岡選手を警戒。

「後半の最後の最後の粘りのところはチームとしても今年1年通して上がってきてる部分だと思う。負けたら終わりのラウンドに関しては、80分間通してスイッチが切れないようにすることが大事だと思うので、自信を持ってやっていきたいと思います」と準決勝に向けて意気込みを語りました。

トヨタ自動車はトップリーグ初優勝に向け、今月15日に花園ラグビー場で、パナソニックワイルドナイツとのプレーオフ準決勝に挑みます。