マスターズ王者松山 44位タイで最終日へ
◆米男子ゴルフAT&Tバイロン・ネルソン3日目(現地15日、テキサス州、有観客開催)
53位タイで決勝ラウンドをスタートさせた松山英樹選手(29)はスコアを4つ伸ばし、44位タイに順位を上げました。
松山選手は優勝した4月のマスターズ以来、約1か月ぶりの実戦。「まだグリーン周りのフィーリングが戻っていない」としながらも、前半の5番(パー5)でアプローチをピンそばに寄せ、この日最初のバーディーを奪います。その後、6番、7番と連続ボギーを叩きますが、後半は猛チャージをみせます。
12番(パー5)ではツーオンに成功。イーグルはなりませんがバーディーとすると、15番、16番と続けてバーディーを奪います。そして最終18番をバーディーフィニッシュし、3日目は6バーディー、2ボギーでトータル10アンダー。44位タイで最終日に臨みます。
松山選手は「14番までは全部ダメでしたけど、15番からパットが良くなった。16番のティーショットも良かったですし、そこでパットが決まってくれた。最後のアプローチも良かったですし、ちょっとずつ戻りそうかなという感じですね」と、手応えをつかんだラウンドとなりました。
そして、「いい準備をして、いい形で終われるように頑張りたい」と、最終日への決意を口にしました。
■3日目主な成績
1位 S・バーンズ -20
25位タイ 小平智 -12
44位タイ 松山英樹 -10
写真:アフロ ※写真は大会2日目のもの