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6度目のリーグ制覇へ サントリー決勝進出

2021年5月16日 19:50
6度目のリーグ制覇へ サントリー決勝進出

16日、ラグビートップリーグプレーオフトーナメント準決勝、サントリー対クボタが大阪・花園ラグビー場で行われました。試合前半は両チームの力が拮抗し、接戦となります。

前半8分、クボタがペナルティーゴール(PG)で3点を先制すると、前半20分にはサントリーの司令塔ボーデン・バレット選手がおよそ40mのドロップゴールを決め、3-3の同点に。

その後、サントリーが2PG、クボタが1PGを決め、両チームノートライのまま迎えた前半33分。サントリーはクボタ陣深くのラインアウトから大外にボールを展開。最後は日本代表候補のWTB江見翔太選手がこの試合初のトライを奪いました。前半は14-6、サントリーリードで折り返します。

後半は今季唯一全勝のサントリーが試合巧者ぶりを発揮します。積極的にボールを展開するクボタに対し、サントリーはディフェンスでプレッシャーをかけると、FW陣を中心にジャッカルを連発。クボタ陣でペナルティーを奪い、バレット選手が正確なキックで次々とPGを決め、点差を徐々に引き離していきました。

追いつきたいクボタは試合終盤、サントリー陣深くまで攻め込みますが、ここでもサントリーが堅いディフェンス。クボタは最後までトライを奪うことができず、26-9でサントリーがクボタを0トライに抑え勝利しました。

3季ぶり通算6度目のリーグ制覇を狙うサントリーは23日、東京・秩父宮で行われる予定の、福岡堅樹を擁するパナソニックとの決勝に臨みます。

※写真は4月3日のクボタ戦の時
写真:SportsPressJP/アフロ