競泳五輪内定の佐藤翔馬 接戦制す
22日、山新スイミングアリーナで行われた競泳・いきいき茨城ゆめカップ。東京五輪代表内定の佐藤翔馬選手が男子200m平泳ぎ決勝に出場しました。
4月の日本選手権では、同種目2分06秒40の日本新記録で東京五輪内定を決めている佐藤選手。レースは序盤から佐藤選手がトップに立ちますが、隣を泳ぐ早稲田大学の平河楓選手が食らいつき接戦となります。
ラスト50mのターンでは平河選手に0秒15リードを許しますが、最後は佐藤選手が抜き返しフィニッシュ。自身が持つ日本記録よりも2秒93遅い、2分09秒33で優勝しました。
レース後、佐藤選手は「タイム的にはひどい、とりあえず優勝できて良かった」とコメント。また、日本選手権後は100mを中心に練習してきたという佐藤選手。「200mの泳ぎを自分の中で忘れちゃった部分があって、それを決勝では思い出せるように泳ぎました」と振り返りました。
明日の100m平泳ぎに向けては「(高地合宿で)やってきた泳ぎがある。明日のレースを楽しみにしてください」と練習の成果に期待がかかります。
写真:AFP/アフロ
(※写真は4月7日の日本選手権)