競泳武良 東京五輪内定インタビュー全文
7日、競泳・日本選手権の男子200m平泳ぎが行われ、24歳の武良竜也選手が派遣標準記録を突破する2分07秒58で2位に入り、初の東京オリンピック代表内定を勝ち取りました。
日本記録保持者の渡辺一平選手(24)と、そのライバル・佐藤翔馬選手(20)の2人の優勝争いが注目されたこのレース。武良選手は、12月の日本選手権でこの種目3位に入るなど、この冬に急成長。すると6日の準決勝を全体1位で通過し、虎視眈々と代表の座を狙っていました。
レース直後は何度もガッツポーズを見せた武良選手。代表内定の喜びを語りました。
【レース後ミックスゾーンインタビュー全文】
――今どういう感じ?
本当に嬉しいのただ一言。
――ここまで苦労した?
今年1年は苦労を重ねてきて、オリンピックを目指して、オリンピックに出たら何か変わるんじゃないかって思ってたんで、それでこうしてオリンピックを決める事ができて本当に嬉しいです。
――自分のアピールをするとしたらどこ?
ラスト50mまで付いて行けたら抜けると思っているので、そこは自信を持ってやっています。
――200m平泳ぎは日本のお家芸、そこを引き継ぐが?
(渡辺)一平にはたまたま勝てたんですけど、記録的にはまだまだなんで、(佐藤)翔馬にもまだ負けてますし、オリンピックでしっかりと2分6秒台、今日翔馬が出した日本記録だったり、世界記録を目指してこれから練習取り組んでいきたいと思っています。
――感謝を伝えたい人は?
この1年苦労してきて支えてくれてる人たちだったり、とても応援してくれてる人を肌ですごく感じていて、そういう人たちにこうしてオリンピックに出て、しっかり恩を返せたんじゃないかという風に思うので、僕に関わってくれた人たち、本当にありがとうございました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ