渋野日向子 パット安定せず悔しい6ボギー
◆米女子ゴルフツアー ピュア・シルク選手権最終日(現地時間23日・バージニア州)
日本勢で唯一決勝ラウンドに進出していた渋野日向子選手(22)は最終日、首位と6打差の4アンダー16位タイからスタートしました。3日目にスコアを7つ伸ばす猛チャージで順位を大きく上げた渋野選手。勢いそのままに臨みたいところでしたが、この日は、ショットは好調を維持したものの、パットが安定しませんでした。
出だしの1番は、いきなりスリーパットのボギー発進。4番でこの日最初のバーディーを奪いますが、6番で再びスリーパットをたたきボギー。さらに8番もボギーで、前半はスコアを2つ落とします。
後半は最初の10番でバーディーを奪いますが、13番はバンカーに入れるなどボギーとします。その後は15番でバーディーパットを沈めるも、迎えた17番でスリーパットをたたきボギー。最終18番もボギーとなった渋野選手はこの日、3バーディー、6ボギーでスコアを3つ落とし、通算1アンダー、31位タイで大会を終えました。
試合後、渋野選手は「なにやってもだめでした。ショットがすごく救ってくれたのでこのスコアで耐えられた。(パットは)下手くそでしたね」と、悔しさをにじませました。
現地時間6月3日開幕のメジャー大会、全米女子オープンに向けては「今の自分の実力を最大限に発揮できるように、4日間戦って最終日にいいパフォーマンスができるように頑張りたい」と意気込みを語りました。
■結果
優勝 スー・ウェイリン(台湾)-13
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31位タイ 渋野日向子 -1
写真:アフロ