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【阪神・岡田彰布新監督就任会見 前編】「最後タイガースのためにユニホーム着ようかな」

2022年10月17日 0:07
【阪神・岡田彰布新監督就任会見 前編】「最後タイガースのためにユニホーム着ようかな」
阪神の新監督に就任した岡田彰布氏
プロ野球の阪神は16日、岡田彰布新監督の就任会見を行いました。

15年ぶりに阪神の指揮を執る岡田監督は会見で「最後タイガースのためにユニホーム着ようかな」と語り、優勝に関しては「シーズン終わる頃には楽しみにしてもらったらいい」とコメントしました。

◇以下、岡田彰布新監督の就任会見主な一問一答

――今どんな気持ち?

「15年ぶりなんですね。タイガースは。オリックスも3年したんですけど、ドラフトで阪神タイガース当ててもらって、選手時代も優勝、日本一なれたし、最後2005年に優勝して、まさかね、それから優勝できないとは思っていなかったので。スタンドから見て10年くらいになるんですけど、なんとかしたいというか。そういう気持ちがすごくあったので、そういった意味で今年要請もらって、なんとか、年齢的にもそんな長くできないと思うんですけど、最後タイガースのためにユニホーム着ようかなとそういう気持ちになりました」

――2度目の阪神監督。話が来たときは即決断できたのか悩んだのか?

「今年の場合は早い時期から矢野監督の経緯があったので、周りからいろいろ言われたんですけど、自分からそういうことは、当然自分からやるとかやらないとかで問題ないので、とにかく強く、勝てるチームなんですよ。で、勝てないので。その辺のちょっと歯がゆさはあったんですけど。スタンドから見ていてですけど。そういう意味で話もらったときに、やってやろうかというのはありましたね」

――もう一度監督をやるぞという思いは、勝ちたい、勝たせたいというところ?

「ずっと強かったんですよね。戦力的には、言葉悪いですけど、18年ぶりの時の暗黒時代というか、本当に弱い時期、最下位が続いたときも僕は言っていたんですけど、そういう意味で戦力的にも全然あの頃とは違うし、やりがいはあると思いますねやっぱりね」

――今日着ているシャツの柄、ネクタイの色へのこだわり、狙いは?

「これですか、黄色ですか?いやいや新井(広島新監督)が赤いネクタイしていたから。俺は黄色(のネクタイ)していかなあかんなと思った。それだけですね」

――今のタイガースの印象は?

「やっぱりピッチャーね、特に若いピッチャー陣というか、また2軍から出てきたし、すごくバランスのいいチームだと思ってますけど、今年は得点ですか。非常に得点という意味ではちょっとこう消化不良という形で、もう少し打ってあげたらというのはあったですけど、少し変えれば全然打てると思います」

――具体的に頭の中には?

「いやいや。結局中心というか、大山(悠輔)と佐藤(輝明)が中心になってクリーンアップ打って、不動のポジションでチームを引っ張っていかないと。それを固定して、ほかの若い選手もついてくる。その辺はきっちりと。打順とかまだはっきり言って、練習とかも見ていないのでわからないですけど、でもスタンドから見ていても、2人は絶対クリーンアップを打たないといけない選手と思いますね」

――めざすチーム、野球とは?

「ずっと僕は守りの野球なので。打つことってあんまり期待していないから、ちょっとおかしいんですけど、打つのは3割というか、確率的には抑える方が高いので。前回の時もそうですけど、投手陣中心というか、そこで今年以上に点をとらないといけないというのはあるんですけど。その辺ですね。エラーの数もそうですね。その辺がちょっとね」

――期待する投手は?

「青柳(晃洋)とか伊藤(将司)にしても、1年間ある程度ローテーションを投げたので、その下の投手でしょうね。誰とかじゃなしに、これは若い年代の投手が競争してやってくれたらいいと思いますね」

――今、選手にもし言葉をかけるとしたら?

「あんまり優勝優勝と言うのもあれなんですけど、17年もやっていないので。でも可能性のあるチームなので、補強とかそういう意味も含めて、まずは現有戦力、みんなが少しずつレベルアップしないといけない。まずはそこからだと思いますけどね」

――ドラフトが目前に迫っている。ドラフトの補強ポイントは?

「ドラフトはほとんど見ていない。まだスカウトの人と会っていないので。だから19日ですか、前日にみんな向こうで会うみたいなのでその時ですね、最終的な決断は」

――外国人選手の補強ポイントは?

「外国人に関してはそんな焦っていないので。まだ向こうもワールドシリーズはやっているので、最終的にはそれが終わってから絞り込むというか。まだまだ時間はかかると思うんですけどね。それは全然心配していないというか。何人かは新しい外国人を取るつもりでいますけど、まだちょっとその辺は分からないですね」

――阪神ファンは熱狂的な印象だが、ファンへの印象は?

「コロナでおとなしくなりましたね。昔はすごかったので。一喜一憂というかね。球場の人数が少なかったりもあるんですけど、もうちょっとよくなって、球場にいっぱいのお客さんに来てもらって、それでファンの人に喜んでもらう。僕はチームの応援をするファンの方もいるんですけど、強いチームのときは『この選手を見にいこう』とかね。そういう塊(かたまり)のときの方がチームは強いですね。見たい選手、そういうのが少ないときは、ただチームが勝てばいいというか。そういう時は弱いですね。だから大山を見に行こうとか、佐藤を見に行こうとか。勝敗はつくんですけど9回終われば。でも勝ち負けに関係なく、大山の4打席、佐藤の4打席を見たいという、そういう魅力のある選手をつくらないといけないと思います」

――岡田監督の考えるファンサービスは?

「何でしょうね。そういう専門の人がいると思うんだけど、負けるより勝つことじゃないですか。ファンの人が喜ぶためには勝たないといけないということですよね」

――ファンへのメッセージを。

「前回ね、優勝チームを率いたのでものすごくきつい部分があったんですよね。でも今回は非常に楽しみというか、今回の方が楽しみですね。もう少し何か肉付けをすればとかね。もう少し深く個人がレベルアップすればとか、そういうことでチームが変わるんじゃないか、そういう方が今回は強く思っているので、『優勝します』とはよう言わないですけど。ずっと優勝は『あれ』しか僕はいっていなかったので。はっきり言って『優勝します』とはよう言わないですけど、シーズン終わる頃には楽しみにしてもらったらいいと思いますね」

――ファンの皆さんは『あれ』待ちでいいということですか?

「そうですね。優勝はそんな簡単なものではないので、でも期待感はありますよね」